憩いの空間
前回に引き続き、花高探検の様子をご紹介します。
今回紹介するのは
「図書室(図書閲覧室)」です。
本校舎1階の正面玄関から入って左側の部屋が、本校の図書閲覧室となっています。
図書室(図書館)は「本を探すところ」「本を読むところ」と思われるかもしれません。当然それがメインの目的であることは確かなのですが、図書室の機能はそれだけではありません。
図書室という「空間」を味わう
図書室にはたくさんの本が陳列されています。それぞれの本には創り手の思いがいろいろな面で詰まっていると私は思います。それは本の内容だけにとどまりません。本の装丁(カバーや表紙、扉、帯のデザインなど)もそうですし、手触りやにおいに至るまで、本が持つ「思い」は様々な部分にあらわれます。
そういった本に囲まれた図書室という「空間」は、教室や体育館とは異なった、不思議な場所だと感じます。もちろん人それぞれかもしれませんが、本に囲まれた「空間」を感じながら、「本を見る(読むではない)」「勉強する」「ひとりになる」場所としての図書室。これはいつの時代でも、また違う学校であっても共通するものではないでしょうか。(個人的な意見かもしれませんが)
今日も憩いの「空間」を求めて、生徒たちが集います。